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「祭り」と「ゆとり」 中編

更新日:2022年1月24日

イカキングで有名な能登町小木「イカの駅つくモール」に行ってみた。


とも旗祭りで使用された題字がイカ漁展示コーナーに掲げられていた。


漁魂籠重紙

(りょうこん、かさねるかみにこめる)

等々。


店員に聞いた。


言葉は誰が考えるのか?

「少年団」のみで全部作業するのか?

「私は小木在住ですけど、よく分かりませんね」


小木在住、60代の漁師に聞くと、


「小木中学校の先生が考える。3つ程考えて中学生に選ばせる。作業はオラみたいなヒマな年寄りが手伝う。基本的に毎年替える」


やはりきちんと漢文の素養のある人が考えている。



寺家では、例えば下出なら故泉昇先生が考えていた。


①膽如甕

②籠飛翔

③観盛禮


皆さんは読めるでしょうか?


正解の前に、間違い例を書く。


①は、そもそも漢字が難し過ぎて全く読めない人が多い。


②は、「りゅうひしょう」「ひしょうのりゅう」

と読む人が多いが、そもそも一文字目は、「りゅう」ではなく、「かご」である。


③「かんせいれい」が一般的になってしまったが、本来は違う。

今では、更に間違いがヒドくなり、「せいれいかん」と全く意味不明な読み方をする人も(一部ではあるが)現れた。


正解は、(念の為、泉雅博先生に確認した)


膽如甕(たん、かめのごとし)

籠飛翔(かごひしょう)

観盛禮(せいれいをみる)


特別難しくはない。

ちょっと考えれば誰でも読める。


かつて、戦前生まれの人達は、小学校も卒業していない人が多かった。

それでも漢文を読めた。


戦後生まれの人は、最低でも中学校は全員卒業しているにもかかわらず、読めない人が多い。


読めないどころか、開き直って、「難しい」ことが「悪」で、「分かりやすい」ことが「善」という世の中になってしまった。


合併したら「三崎小学校」ではなく、「みさき小学校」になってしまった。


「ひらがな」が【正しい】のなら、

そのうち、「須須神社」が、「すずじんじゃ」になるのだろうか?


神様はどうお思いになるだろう。




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