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「集会所完成以前、以後」の気持ちの変化 【後編】

「俺はペーペーの頃は、先輩が帰るまで、絶対に帰らんかった」などと、中高生のブラック部活のようなことが、あたかも美談のように語られた。


「昭和」を知らず、「平成」しか知らない若い衆は、それが「絶対的価値観」だと思い込んでしまう。


アルコールも入り、疲れもある。大概、建設的な意見より、非難に終始する。怒号が飛び交うこともある。


そういったマイナス面が「他人の家」だと抑制される。

「集会所」だとタガが外れる。


在所の付き合い方が、

「大人の抑制の効いた付き合い方」から、

「子供のベタベタした付き合い方」に変化しているように感じる。


集会所完成以前は、寄合時、

60歳以上が先に帰るということがなかったように思う。

皆、最後まで居て一斉に22時前には帰った。


集会所完成以後は、

60歳以上が、そぉーっといつの間にか帰るのがマナーのようになってしまった。20時頃には帰ってしまう。


全世代参加の祭りというより、若者のイベントに徐々に近付いている。


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