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ルールは、こうして変わっていく

平成の初め頃まで、小中学生対象の「七夕キリコ祭り(8月7日)」は、小学校3年生から中学校3年生までの男子と厳格に決まっていた。


確か、「夏休みの心得」にも、そう書いてあった。


その為、

準備期間や当日、それ以下の子供がキリコに繋がることはなかった。女子はそもそも来なかった(安全面の問題もある)。


キリコを立てる時は、子供の親を中心に大人が手伝いに来てくれた。

だが、毎年必ず、

「俺らが子供の時は、全部自分達でやった。立てる時も大人の力は借りなかった」と嫌味のようなことを言われた。


ある年の「七夕キリコ祭り」の後(夏休み中)、地域の育成会の集まりで、

「オラの子供が粕もみに行ったら、(当日、キリコに繋がったのに)【お前関係ないさかい、来んな!】と言われた」という苦情が、低学年の親から出た。


その場で、「決して意地悪ではなく、そういうルールがある」ことを、きちんと説明すべきであった。


後日、苦情を言った親がいない時に、

育成会の親達が、その年の七夕組長や子供達に、

「ルールはあるけど、うるさいから、これから七夕キリコメンバーに入れてやってくれ」


当時の七夕組長は、

ぽわーんとした感じの人だったので、反論せず、それ以降、ルールが変わった。


そのうち、男子児童数減少により、本当の意味で、年齢制限撤廃になった。性別の区別もなくなった。


今では大人が準備も当日進行も片付けも、そして役職も全部引き受けて、子供は「お客様」として当日のみ参加する。


【無理が通れば道理が引っ込む】


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