小学生の頃の夏休み、ラジオ体操の後、ダヨモンで遊んでいると、故泉昇先生が来られて、思いがけず、神社参拝の仕方、太鼓橋と脇の参道の違い等、教えて頂いた。
郷土史家、教育者であった泉昇先生は、書家でもあった。
昭和37年の写真に見える「膽如甕」(胆、甕の如し)(たん、かめのごとし)は、先生の書。
続く「籠飛翔」(かごひしょう)、
現在掲げられている「観盛礼」(盛礼を観る)も先生が考案し、書かれた。
恥ずかしながら、読めなかった。
先生の御子息で、跡見学園女子大学文学部長、泉雅博先生に教えて頂いた。
「膽如甕」
頼山陽「蒙古来」の一節。
相模太郎 膽 甕の如し
(肝っ玉が大きいこと、甕のようである)
籠飛翔 かごひしょう
「籠は切籠(キリコ)の意味で、飛翔するキリコ、未来へ羽ばたくキリコ、の意を込めたとのこと。また、当時、寺家一番の大キリコが誕生したことを祝す意も込めたとのことです」
観盛禮(盛礼を観る)
「盛大な祭礼を観る」
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