現在、組長は、輪番制である。
粕もみ時に執行部推薦という形式をとって発表される。却下された試しはない。
人手不足の為、「適齢期男性」は、いつかは必ず推薦される。
だが、かつては、「指名制」であった。
昭和中期までは、「元老」ともいうべき偉い人達が、どの部落にもいた。
そういった「家柄」と「教養」を兼ね備えた「実力者」が、誰が相応しいか決めていた。
故に、組長になれず一生を終える人も多かった。
それでも反発は起きなかった。
昨今、良く揉める。
平成の30年間を振り返っても、
「組長になる順番」
「誰と誰がペアを組んで、組長副組長になるか」
平成年間で幾度も揉めた。
全員が組長になれる時代になったのに、トラブルが起きるのは皮肉である。
昭和 指名制
(年配の御意見番推薦)
選ばれた人のみ組長になる
(1年交替、状況によっては数年連続可)
令和 輪番制
(執行部推薦【組長副組長取締役】)
皆、組長になれる
(1年交替。人手不足の為、再び巡ってくる)
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