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誰に話を通せば良いのか

北國新聞を調べて分かったことだが、どこの祭りであっても、

寄合でキリコ巡行中止が決定すると、翌朝の新聞で、

「中止発表」がなされる。


昼間、拝殿で、中止が決まると、夜、中止説明会がある場合が多い。


翌朝、新聞にも「中止」と載る。


何も問題無いように、筆者には思われるが、

「俺に説明が無かった」とゴネる人もいるらしい(新聞よりも先に、いの一番に知りたいらしい)


説明会に参加出来ない人に対して、

あるいは、その夜、説明会が行われない場合、

役付きが、全軒回れば良いのだろうか。

電話FAXメールでは、スジが通らないのだろうか。



組長が輪番制でなかった頃、昭和40年代頃までは、

総代等、おやっさまに話が伝われば、それで良かった。


現代、おやっさまはいなくなったが、

代わりに、「祭りの神様」というべきか、単なる「ジャイアン」なのか、気を遣わなければならない面倒な人が出て来た。


正院や宇出津でも、そんな話を聞いた。


現状、未だに、説明に回って、酒の相手をしなければならない時代は続いているようだ。


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