今年(2020)の7月は、よく雨が降った。梅雨明けは例年より遅く8/1。
梅雨明けの強い日差しと共に1頭のイルカが寺家に現れた。
最初、上野「かいまわし」で目撃された。
8/4、昼前、
大浜を通ると、「ケン美容室」の前で、海を不自然に眺めている女性がいた。気になって声をかけると「イルカおるよ!」
北國新聞記者を呼んだ。
浜から30m程、距離があった。なかなか良い写真が撮れなかった。
8/5、午後、
下出の浜から見えた。
すぐ舟で追いかけた。
築港を超えると、いきなり飛び出て来た。舟と並走した。横に並んで尾ビレでバシャバシャして来た。
一瞬姿を消した。
遠くでジャンプした。
そこから連続して3回ジャンプすると舟の真横。
さらに、舟先で左右にジャンプして進行妨害した後、深く潜って舟尾に現れ、去って行った。
完全に遊ばれた。
探してようやくイルカと遭遇した訳でも、ドルフィンジャンプを撮る為、粘った訳でもない。
待ち構えていたかの如く、現れた。
そのうち、「寺家イルカ」として有名になった。
「すずちゃん」と名付けられた(須須すず神社から取った)。
たまに鉢ヶ崎で観光客に姿を見せたこともあったようだが、基本的にずっと寺家に居た。
特にお盆は大忙しだった。
14金、15土、16日は寄り道パーキング寺家前の海(浜から10m)で、子供達と遊んでくれた。浜に近付き過ぎて腹が海底に着きそうだった。
触られまくっても嫌な顔一つしなかった。朝から晩まで3日連続勤務はさぞや疲れたことだろう。当然の帰結として次の日から3日休んだ。盆が過ぎたので仮に出勤しても誰もいなかったのだが。。
そして20日(木)朝8時、私の家の前を横切って寄り道パーキング寺家を目指した。
その日は1日海水浴客を待ったが、誰も来なかった。さぞや寂しかったことだろう。
それが8月最後だった。
今度は23(日)に、輪島市との境、曽々木窓岩に現れた。26(水)にも現れた。その日は見に行った。やはり「すずちゃん」だった。
その後、清水町仁江町にも姿を見せ、子供や漁師を楽しませてあげたらしい。
そして、9月14(月)、寺家に1日だけ戻って来た。
明治大正昭和平成前期の例祭日。
その後は、沖で目撃情報がある。
私は明日明後日、10/1(木)10/2(金)に来ると予想している。
なぜなら、その日は、旧暦8/15、8/16で明治元年までの200年間、寺家の例祭日だったから。。
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