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須須神社秋季例祭

大宮司猿女家の伝承では、約350年前から寺家でキリコ祭りが始まったとされている。
本来は旧暦(太陰暦)の8月15日満月の夜に行われる祭りであるが、明治元年、太陽暦を採用するにあたり、9月15日に変更された。

国民の祝日「敬老の日」が9月15日から9月第三月曜日に移動になったことを機に、現在は、9月第2土日に行われている。

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例祭日:9月第2土日

〈塩津上野組〉
加賀梅鉢・篤恩義(おんぎにあつし)・三崎権現降臨図

〈下出組〉
丸に蔓柏・観盛禮(かんせいれい、せいれいをみる)・神州男児図

〈川本組〉
丸に揚羽蝶・無量壽(むりょうじゅ)・五条大橋に牛若丸図

〈大浜組〉
丸に笹竜胆・勢如龍(いきおいりゅうのごとし)・恵比寿魚釣図


令和元年度組長
塩津上野組:関札一広、下出組:出村正幸、川本組:蟹谷博樹、大浜組:福光一成

令和2年度組長
塩津上野組:宮崎和幸、下出組:池端伸幸、川本組:蟹谷直人、大浜組:後藤亮太

※キリコの責任者である組長は、かつて在所の有力者、家柄、長男、本家、教養、統率力、人望等によって決められていた為、毎年続けて何度も務める者がいる一方で、一度も経験せずに終える者も多かった。昭和時代後期からは、輪番制になり皆一度は経験するようになった。


上野(諏訪神社)、下出(本宮神社)、本町(山王神社)、大浜(稲荷神社)

明治40年須須神社に合祀

キリコ祭り以前は、珠洲一郡を2週間かけて巡行する「御出御幸(おいでごこう)」が数百年間行われていた。

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