恩義に篤し

昭和37年のキリコ写真を見ると、塩津上野組は当時から「篤恩義」を掲げている。


字も絵も定期的に替えるのが一般的だが、「篤恩義」は少なくとも59年ずっと使い続けている。


以前、寺家の古老と話した時、「【篤恩義】が一番いい。字の意味も筆の運びも」


全く同感である。


その時、「塩津上野組の先代のキリコは外浦から買い取ったもの。篤恩義はその地区で既に使われていた」



お盆の墓参り時、前大区長上野の谷口さんに詳細を聞いた。


「先代の塩津上野組のキリコは、輪島市大川から買い取った。篤恩義は大川で使われていた字。現キリコでも引き継ぐことにして、そのまま拡大コピーした」


つまり、戦後、寺家が買い取ってから数えると、70年ほど使っている。

さらに、戦前の大川時代から数えると、80年以上使っている。実際はもっともっと遡るかもしれない。


大川地区には、漢文教養のある方、書の名人がいたことになる。


その先人の志が、土地は変われど生きている。


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9月6日(火)北國新聞朝刊に、 珠洲市三崎町寺家の記事、2件載った。 社会面右側にデッカく「すずちゃんは福井に行ったのか」 石川北にもデッカく「60年前のキリコ絵見付かる」 https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/844744 そして、 本日夕方(9/9) 石川テレビニュース 18:09「すずちゃんは福井に行ったのか」 同日同時刻、 スーパーJチャンネル(関東ロー